長岡亮介/浮雲 使用ギター 【ホロウV / アメリカンショウスター】
- 2014.12.15
- 機材
機材マニアのみなさん、長らくおまたせ。
久々に長岡亮介(浮雲)氏の使用ギターをまとめました。
今回は遊び心満載なアメリカンギターを2本紹介です。
Blast Cult Hollow V Swamp Cooler
上の画像は、赤坂カントリーハウスにて。
Mステに椎名林檎が出演した際に「ありきたりな女」を披露した際の一枚。
製造メーカーは、アメリカのロカビリー系ギタリストから高い支持を得ている「BLAST CULT」。古き良きアメリカのサウンドを愛する職人たちが、1本1本ハンドメイドでギターを作っているそうです。
カラッと乾いたサウンドで、まさしくアメリカン!という感じ。このルックスとサウンドは、MADE IN USAならではの味わい。
トップがナチュラルなんだけど、裏はなぜか緑っていう考え方が好きなんですよ。“BLAST CULT”ってロゴがヘッドのサイドにある感じも好き。あと、この雑につけたみたいなビグスビーね。なんか、フライングWみたいな感じだよね(笑)。
ギターの裏側は深緑色。見えないところに遊び要素を入れてくるところがアメリカらしいですね。
この銀色のパーツがビグスビー。これがあることによって、サウンドに甘さが増すのです。ボディ材には、ルイジアナ・サイプレスと言うルイジアナ地方のヒノキを使用。味わい深い木目が出ています。
酷評なんて屁でもない連中が集まって作っている感じがするんです。そういうの、大好きなんだよね。そういうギターを弾いていたいんです。
詳しくはコチラのサイトを御覧ください。試奏動画や長岡さん写真も掲載されています。
上記のインタビューは、ギター・マガジン 2014年 11月号
より引用。Hollow Vについて、熱く語っています。
Americanshowstar
画像は東京事変のライブDVD『Just can’t help it』と『Bon Voyage』より。
MADE IN U.S.A。アメリカンショウスター。非常にインパクトの強いギターですね。
オールドクラシックカーのテールデザインをモデルに作られた非常にユニークなギターで、80年代頃流行ったモデル。この素敵なルックスと、エメラルドグリーンの色合いだけでも充分に魅了されるギターですが、実はこのギターには、とある仕掛けが施されています。車好き必見…。
動画の通り、ブレーキランプのようにテールランプが光るんです。
アーム付きのモデルはアームダウンすることで、ランプが光るんだそう。こちらのギターもアメリカならでは、遊び心満載のギターですね。アメリカンといえども、作りは丁寧で、パーツも良質なものを使っているんだそうですよ。
車&ギターのオタクには最高の一品…。
ちなみにこのギターは、当時は東京事変加入直後に、憧れの田島貴男さん(ORIGINAL LOVE)からの借り物だったそうです。下記インタビューで、田島さん本人から「差し上げます」という旨の発言があったので、正式に譲渡された様子。
ポストマン×ポストマンという、手紙をリレーするコーナーにて、長岡さんと田島さんの手紙のやりとり。
長岡:お借りしているAmericanshowstar、最高です。調子良いです。返したくないなあ(笑)
田島:アメリカンショウスターは永久に長岡君が使ってください。差し上げます。長岡君、あれ似合ってるしね。
イイハナシダー。
楽屋がとなりだったのでギターを持って遊びに行きました。ベンテレちゃんとワークホースちゃんの感触を確かめる田島さんと木暮さん。田島さんのナショナルも弾かせてもらったけど良い音だったな。 pic.twitter.com/1cauqY5N1c
— nagaokaryosuke (@nagaokaryosuke) 2014, 8月 31
田島さんとは、ペトロールズと対バンをしたり、楽屋に遊びに行ったりと、今でも交流があるみたいです。
東京事変の大ファンであることを公言しているハマ・オカモトも、赤いアメリカン・ショウスターを愛用。長岡さんからの影響のようですね。
▶関連記事
長岡亮介/浮雲の使用の使用するギターのまとめ記事、数編にわけて投稿しています。是非ご覧ください。
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