椎名林檎がゲスト出演!『人志松本の酒のツマミになる話 2時間スペシャル in 福岡』まとめ

椎名林檎がゲスト出演!『人志松本の酒のツマミになる話 2時間スペシャル in 福岡』まとめ
 

先日(2023.12.29)放送された『人志松本の酒のツマミになる話 2時間スペシャル in 福岡』。福岡に縁のある有名人として、黒木瞳、椎名林檎、山田孝之の3人がゲストとして招かれ、松本人志・千鳥と屋台でトークを繰り広げました。

人志松本の酒のツマミになる話 番組情報

2023年12月29日(金) 21:00~22:52 放送
『人志松本の酒のツマミになる話 2時間スペシャル in 福岡』

TVerFOD で最新回無料配信!

撮影場所 屋台ともちゃん

「屋台ともちゃん」
福岡県福岡市中央区天神1丁目14

福岡出身のお笑いコンビ「博多華丸・大吉」行きつけの屋台としても有名。
松本人志さんをはじめ、彼らと交流のある有名人達もお忍びで訪れるそうです。

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トーク(松本人志 & 千鳥 & 椎名林檎)

バラエティ番組を避けてきた理由 の話

椎名「すみません、こんばんは。はじめまして。今、丁度雨が。失礼致します」

松本「椎名林檎さんですー!」

椎名「こんばんは、はじめまして」

松本「林檎さん、僕初めてなんでしたっけ?『HEY!HEY!HEY!』とかお出でになられてないんですか?」

椎名「そうなんです。厳しいルールがあって…」

ノブ「厳しいルールがあった(笑)」

松本「え?え?どういうことですか」

椎名「バラエティ番組自体今夜初めて」

全員「えー!!」

椎名「笑い上戸というか、いつも半笑いなのがバレちゃうと、曲を聞いてもらえなくなっちゃうって」

松本「林檎ちゃん、ちょっとクールなイメージがあると思うんですよ、僕もそうでした」

ノブ「そういう方針で行こうってなったんですか?会社が」

椎名「25年来てしまって」

ノブ「バラエティ初めて?」

椎名「そうなんです、ちょっと使命感があって」

松本さんとラーメンを食べた の話

椎名「今回福岡でってお話だったから、これはもう今しかないって思って伺ったんですよ。実は30年以上前に福岡で、松本さんたちと一緒にラーメンを頂いたことがあって」

全員「えー!!?」

松本「そのとき林檎ちゃんはどういう状態やったんですか?」

椎名「普通の中学生ですよ。13歳とか。私の同級生の家がラーメン屋で。西新の『しばらく』っていう。多分もう覚えていらっしゃないと思うけど。兄と一緒に、近所ですから自転車で行ったら(松本さん達が)いらして」

松本「兄林檎と」

ノブ「兄林檎じゃない(笑)」

椎名「今田さんとか、東野さんとか、皆さんズラーッといらして、もうそれはそれはカッコよくて」

ノブ「松本さん軍団が」

椎名「軍団がいらして」

松本「あー!でもあったかもしれないです。みんなでちょっと福岡に繰り出そうぜみたいな。その時たしか華大(博多華丸・大吉)とかもいて、いろいろアシストしてくれたかも」

椎名「私も考えました。おたこぷー(プー&ムー)、華大、どっちか…」

松本「椎名林檎から、おたこぷーが!あんま言わないほうがいいですよ!」

椎名「でもラーメン屋、この辺(中洲周辺)ならまだしも、西新(早良区)のほうにいらっしゃるって、とんでもないことだと思って。よほどその、おたこぷーさんとか、華大さんが」

ノブ「プー&ムー知ってるんですね」

椎名「もちろんもちろん、福岡の人間はもちろん」

松本「その時じゃあ、声はかけてくれなかったんですね」

椎名「そういう無粋なことはしてはならないっていうムードが部屋に充満してて。そのことも分かってるっていうスター然とした。松本さんたちが、スポーツ新聞に、マスク。まだコロナより全然前なのに、全員マスク」

ノブ「芸能人だぞーっていうね」

椎名「そう。お伝えしたかったのは、30年前も凄く素敵だったんですよ。ダークヒーローみたいな。いつも我々を必ず笑わせてくださる彼らの楽屋裏を見たりしてはいけないっていう。『大人の粋』ですよね、初めての」

大悟「それを中学生のときに感じてたんですね」

椎名「初めて。兄は『気圧される』っていう体験を初めてしたってこの間言ってました」

松本「でもその中で、ちゃんとしたスターって僕だけでしたよね」

椎名「あははは!!!」

千鳥「今田さん、東野さん(笑)」

椎名「かっこよかったですよ(笑)」

椎名「すごいカリスマでいらしたので、レジェンドたちの1ページ1ページを松本さんたちがお作りになったので。もう伝説が仕上がっていく途中を、ずっと我々は(見てました)」

松本「やっぱ浜田には興味ないですよね」

椎名「そんなことないですよ(笑)」

椎名「ご子息にはプレイしていただいたり」

ノブ「あー!ホントだ、ベース」

松本「ハマ・オカモト!」

ノブ「ベーシストですから、超絶の」

松本「ね!親父より息子のほうが愛着あるって感じですよね」

椎名「なんでそこまで(笑)」

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ノブ「林檎さんお酒は?」

椎名「水割りとか。麦とかいただいても」

松本「芋じゃないんですね」

椎名「20歳くらいの時は芋ロックだったんですけど、だんだん麦の香りが良くなってきちゃいました」

松本「ちょっと我々、椎名林檎という人に対してのデータが全くなくて」

ノブ「しかも椎名林檎さんのプライベート、まじで仰ってないですもんね」

椎名「そうですかね」

大悟「どこに住んでるんかも」

ノブ「一応関東方面にはいますか?」

椎名「都心です(笑)」

ノブ「あー、そうですか」

松本「え、じゃあ今日この収録のために福岡に帰ってらっしゃるんですか?」

椎名「はい、もちろんそうです」

松本「今日はよろしくお願いします」(乾杯)

椎名「お目にかかれて光栄です」

ノブ「光栄です、本当に光栄です」

松本さんの福岡での番組を見たら… の話

椎名「福岡をご贔屓に」

松本「番組もちょこちょこやらせていただいて」

椎名「それ拝見したら『博多の人って粋』なんだって思ってたのが崩れちゃって」

椎名「(番組で)立ち飲み屋さんにお出でになったら…」

松本「角打ち!」

椎名「そう、なんかえらいウザ絡みしてきたおじちゃんとかおばちゃんにすっごいベタベタされて…」

松本「僕はそれ全然嫌いじゃなくて。すごい歯はなかったですけど」

椎名「そうそう!競艇場の側のね」

松本「そうそう、めちゃくちゃ歯なかったですね!」

ノブ「それオンエアで見られたんですか?」

椎名「そうそう。面白かったぁ」

大悟「競艇のレース当てるより、歯揃ってるやつ見つける方が難しいですね」

椎名「その方あだ名付いてましたよね、なんだっけ。ドラキュラじゃないけど」

松本「そんなんいちいち見て頂いたんですか」

椎名「私がすごく好きなのは、お客さん入れてらっしゃらないコントの」

ノブ「VISUALBUM?」

椎名「そうそうそう、あれもう一回買っちゃって、この間。VHSしか持ってなかったから。DVDが出てる」

ノブ「二十歳くらいのときですよね、僕らと一緒(同世代)やから」

椎名「そうですね」

ノブ「そりゃすごいな」

松本「すごいな、嬉しいな」

ノブ「林檎さんは…」

松本「林檎さんって言うのやめよう。あのリンゴみたいやから」

ノブ「あははは!!リンゴ姐さんって言ったらハイヒールリンゴさん出てくる」

椎名「そうですよね、関西ではね」

大悟「なんて呼ばれるんですか?」

椎名「そういう諸事情からなんでしょうけど、割と本名で現場は呼ばれてます」

ノブ「ちょこちょこテレビ見たり、芸人は知ってくれてる?」

椎名「大好き!もう笑わせていただくってことがもう。笑わせてくださるって凄いって思って」

松本「千鳥のことも?」

ノブ「知ってくれてたってことですか?」

椎名「ほ…ほ…ほんのりと(笑)」

ノブ「ほんのりと!」

大悟「メシじゃない」

ノブ「すかしっ屁」

松本「そうですよね、千鳥、言ってもまだまだですよ」

ノブ「もちろんです!」

椎名「博多もんなんで、やっぱり、おたこぷーとか」

ノブ「なんでおたこぷー知ってんすか。プー&ムーさん。特にムーの方」

椎名「博多の人はやっぱり、福岡(吉本)」

松本「そうですよね、一世を風靡しましたからね」

大悟「でも椎名林檎さんそんなに長いこと(福岡に)いないでしょ?」

松本「その頃(福岡にいた頃)ちょうど(おたこぷーが)ガーン!と」

高校の時はヤンキーだった? の話

大悟「そうか、ワシらと同世代ですもんね」

ノブ「椎名林檎さんワシらと同世代」

松本「え!」

ノブ「林檎姐さんですけどね、ちょっと上くらい」

椎名「何年生まれくらいでした?」

大悟「僕80年生まれ」

椎名「え、じゃあ全然下じゃん」

大悟「…そう」

椎名「2個下じゃん」

ノブ「僕が79年。一番下です」

松本「え、林檎ちゃん、ちょっとヤンキーなんですか?」

椎名「全然です。その瞬間は全然なかったです」

松本「すごい悪い男のバイクの後ろに乗ってそうなんですけど」

椎名「あれ、そういうイメージないと思ってました。ホントですか?」

松本「はい、ちょっと悪さもあるのかなって」

椎名「眼帯してたりとか、そういうイメージかなって」

ノブ「僕らはね。本能のPVとかね」

松本「急にスキンヘッドにしそうな感じじゃないですか」

椎名「あー…井上晴美さん?」

ノブ「懐かしい!」

椎名「似てるって昔言われたのが凄い嬉しかったんです、中学生くらいのとき」

大悟「法律でOKって言ったら、ここにピストルあったら、撃つでしょ?」

椎名「なんでそういう(笑)」

ノブ「藤子ちゃんやん!」

大悟「人には撃たないですよ?捕まらんってなったら」

椎名「2個下だよね?2個下だよね??」

松本「2個下をすごい(笑)」

大悟「他にいないんですよ、椎名林檎さんっていうのが。同じような感じの人っていうのが。強くてセクシーで賢くてみたいな」

松本「僕のイメージは女彫師みたいな」

ノブ「なんですか(笑)椎名林檎に女彫師のイメージはない」

椎名「なんか穿った…何かとブレンドされてますよ」

松本「いや僕、褒めてるんですよ」

椎名「どなたかのイメージと混ざってきちゃってますよね。お酒でかな」

松本「僕はそういうのが好きだったんですけどね」

椎名林檎の好きな昔話は? の話

松本「昔話は何が好きですか?」

椎名「えー、なんだろう(笑)え、何がお好きですか?どういうののこと?」

松本「僕はね『さるかに合戦』ですね」

椎名「あれってどうなるんでしたっけ?」

松本「最後、猿は臼に殺される(笑)」

椎名「え…そんな怖いのでしたっけ」

松本「めっちゃ怖いです」

大悟「逆に納得できないですよ、あの話」

椎名「不条理な…。『金の斧 銀の斧』みたいな、ああいうのは好きです」

松本「あ、そうですか。もっと不条理な話が好きなのかと」

椎名「そうですね、松本さんのビデオとか拝見してるからね」

松本さんに会うために筋トレをしてきた の話

店主「イチボです」

椎名「通なオーダーじゃないですか、随分。でも、胸肉とかしか召し上がらないのかと思ったら」

松本「僕ほんま、何でも食べますよ。食事制限とか一切しないですね」

ノブ「なのに、どうやってここまで(筋肉を)仕上げてるのかわからないくらい、何でも食べます、松本さん」

椎名「え、(千鳥の2人は)気にしてないんですか?松本さんに失礼あったらいけないなとか」

大悟「してますしてます。でも松本さんなんでも食べますし」

椎名「じゃあ、ここに来るのに結構やりあげてきた?」

大悟「やりあげて?」

椎名「こられたんですか?こう…(トレーニングを)」

大悟「ワシがすか?」

椎名「あの…鍛えたりとか」

大悟「…何言うてんの?(笑)」

椎名「ジムとか」

大悟「僕は全然ないです。(松本さんは)筋肉を付けろとか言わない人ですし、別に何も」

松本「筋トレ興味あります?」

椎名「何なら、してますよ。失礼ないように」

千鳥「失礼ないように!?」

椎名「松本さんに(笑)筋肉スゴい方の前に、ぶよぶよでいけなくないですか?」

ノブ「いけますよ別に(笑)」

大悟「椎名さん、今日松本さんに会うためになにかやったんですか?」

椎名「やってました。結局失礼な体なんですけど。でもやっぱり、少しはやりますよ」

松本「トーク番組ってそういうことじゃないですよ」

椎名「トーク云々ていうよりは、お目にかかるのにふさわしいというか、ある程度失礼のないように。思わないですか?」

ノブ「その意気込みすごいですね」

椎名「筋肉に関してだけですけどね」

松本「僕ね、ほんと皆さんが思ってるほどやってないんですよ」

椎名「…え?(笑)」

松本「ほんとにやってないんですよ」

ノブ「ジムの体鍛える人に聞いたら、松本さんベンチプレス気絶するまでやるらしいですよ。普通『しんどーい』って辞めるじゃないですか。それが『ふっ…』って(気絶する)」

松本「おかしいおかしい。死んでるやん」

ノブ「筋トレドMやって聞きました」

椎名「へぇー」

松本「いや、そうじゃないんですけど…これ(爪楊枝)の容器が(胸筋に)乗るっていう」

椎名「わぁすごい!おもしろい!」

大悟「あの松本人志が乗っけて、あの椎名林檎がスゴい!って言うてるから、みんな今スゴイって言ったけど、何がいいんすか?」

椎名「おもしろいじゃん(笑)」

ノブ「乗ったんや」

大悟「なにがいいん、ここ(胸筋)に爪楊枝が乗って」

椎名「爪楊枝だとあれだけど、もっと有意義なアイテムがあるじゃん。乗せたときに」

大悟「今は爪楊枝じゃけど、ここ(胸筋)に乗っけたほうが楽なアイテムがあるってこと?」

椎名「楽だけじゃないじゃない、利便性が上がるものとか、美しいとか」

松本「そうですそうです」

ノブ「乗せられたほうが絶対良いですよ。瀕死の小鳥とか」

大悟「こうやったほうが(手のひらに乗せたほうが)ええやろ。絶対に」

椎名「(胸筋に乗せるのを)やってくださるとは思わなかったですよね」

ネットで言われているデマ情報 の話

椎名「さっきのイメージのことじゃないですけど、私たちはさ、表に出てるのが一瞬で普通に暮らしてるじゃないですか」

松本「そうですね、素の部分っていうのはほぼ見えないですから」

椎名「でも、自分の実像とギャップのあることを仰ってる人がネットにいらしたりしたときに、妙に訂正したくなる情報ありません?私基本的にどれも気にならないんだけど、Wikipediaに身長が書かれてて、それが異様にサバ読んでるらしいんです」

ノブ「どっちにサバ読んでるんですか?」

椎名「高く、微妙に7cmくらい。7cmっていうとヒールを履いたときとも違うくて。誰が決めたんだろうって」

松本「めちゃくちゃ腹立ってるわけじゃないけど」

椎名「ないけど、面白くもないじゃん。誰も嬉しくない」

ノブ「じゃあ椎名林檎さんの身長は160…?」

椎名「167cmとかって言われてるんだけど、161cmあるかないかくらいと思います」

大悟「なんの嘘やねんみたいな」

椎名「まことしやかに辿ってくと、すごく断言してる人とかいますよね」

ノブ「いますよね、たしかにね」

松本「否定したことをニュースにされるのも面倒くさいから」

椎名「一個一個なっちゃいますよね。一挙手一投足ね、全部ね」

松本「あんまり全部訂正してたら、ほんまに当たったときに『何も言えへんのかい』って」

椎名「あー。逆に『あれは本当なんだ』って勘ぐられちゃう」

松本「『こいつ急に何も言えへんな』みたいなって」

ノブ「椎名林檎さんはミステリアスだから、考察とかが増えますよね」

大悟「知らないことが多すぎて」

椎名「断言されちゃってるのが多いです。『こうだ』って」

大悟「でも『私は違うのよ、こうなのよ』って、言ってもね」

松本「僕のイメージだと、愛情深いイメージあるんですけど」

椎名「え、さっきのヤンキーのイメージと愛情深いって、合わせるとどういう感じの…?キャラ迷子に」

松本「なんかこう、情念スゴイ強いでしょ」

ノブ「姉御です。姉御」

椎名「で、女彫師?義理人情で掘ってあげるみたいな(笑)」

大悟「愛情ありますからね、ヤンキーは。逆にこう思われたいとかはあるんですか?」

椎名「当時バラエティに出ちゃダメって言ってた人たちもそうですけど…」

松本「それマネージャーから言われてたんですか?」

椎名「マネージャーだったり宣伝担当の人とか。で、やっぱり『曲が勝手に独り歩きする状態を作りましょう』っていう考えだった」

松本「それは間違ってないですよね。大成功ですよね」

椎名「そう思うと、勝手に言われてる方が良いんだろうなって、癖がついちゃって。こう思われたいもなくなっちゃったんですよ」

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どんな音楽を聴いてた? の話

松本「聞きたいことない?」

ノブ「めちゃめちゃありますよ!どんな音楽聴いてました?」

椎名「まさにバンド始めた頃はエレキのバンドの曲とか聴いてたし。ただ、自分がやる側になると思ってない時は器楽曲。ジャズでもクラシックでも、歌が入ってるのは好きじゃなかったですね」

ノブ「クラシックとかを聴いてたんですか?」

椎名「ジャズとか、親がかけてたりして」

ノブ「あー!」

松本「親の影響って大きいよねー」

椎名「南米の音楽とか」

松本「南米の音楽!?」

椎名「ざっくりいうと、タンゴとか、歌だったらシャンソンとかカンツォーネみたいなの」

ノブ「カンツォーネ!?カンツォォーーネ?」

NHK-FM「今日は一日“ピアソラ”三昧」椎名林檎コメント

松本「親の教育ってやっぱスゴいですね」

椎名「世代ですよ、今80くらいの親の世代の音楽だと思います」

松本「あ、一回そこで流行ったことがあったんですか。ビートルズとかともちょっと違う?」

椎名「後で教わりました。スカウトされて、曲を書いてみてとか(の時期に)」

松本「結構遅いですね」

ノブ「プリンセスプリンセスとかドリカムとかめっちゃ聴いてましたとか、そういうことじゃない?」

椎名「でも、かかってるから知ってました。後になって自分の勉強してきた音楽とかと結びつけて、初めて素晴らしいことを書いておられるんだなって、後で(気づいた)」

松本「ピンク・レディーはどうですか?」

椎名「ピンク・レディー、だいぶ前だけどカバーさせてもらったことある。踊る世代ではないですけど。もう素晴らしい。(曲を)書いてらした方が大好き。都倉さんとか」

松本「あー、都倉俊一さん」

椎名「あと阿久悠先生は、我々にとってはもう…目指すべきところですよね。お二方」

なぜ福岡県は有名歌手が多い? の話

ノブ「僕ら世代からいうと、シンガーソングライターは、女性は椎名林檎さんっていう。めちゃめちゃ聴きましたよ」

椎名「そんなことないです、全然(笑)MISIAさんもね、浜崎あゆみさんも、このエリアのね。同い年です」

2017.12.1のアフターMステ

松本「何なんでしょうね、ここ(福岡)から出てくるその…」

椎名「その時に、たぶん挙手型でレコード会社の方がいっぱい遊びにいらしてたんだと思う。『スカウト』とか言って、夜な夜な飲んで『君いいね』みたいな(笑)」

ノブ「こっちで見つけられたんすか?」

椎名「たぶんみんなそうじゃないですか」

松本「へぇー、でもね、女性もそうなんですけど、福岡から売れたミュージシャンって異常に多いじゃないですか」

椎名「うん。だからみんな食べに来てるだけ。たぶん、飲みに」

ノブ「偉いさんがこっちに(笑)」

椎名「名刺配って」

ノブ「あの子うまってなって」

椎名「そうそう(笑)」

松本「長渕(剛)さんとか、甲斐(よしひろ)さんとか、井上陽水さんとか」

椎名「その方々はちょっとね、本物の。私たちが偽物ってわけではないですけど(笑)」

松本「やっぱり福岡のミュージシャンの層の厚さは異常ですよ。これはちゃんと僕は科学的に解明したほうが良いんじゃないかなって思う」

椎名「この間(福岡の番組で)『昭和』訪ねてらっしゃいましたよね?」

松本「はい。長渕さんがまだ売れてないときにフォークで歌ってた昭和っていうライブハウスがあって、そこに福岡の番組で僕もちょっと行かせてもらったりとか。やっぱり見ると想うとこ色々ありますよね」

椎名「そういう店が代々続いてるのもあるんじゃないですか」

ノブ「ミュージシャンを育む土壌があるかもしれない」

ノブ「林檎さんはどこでスカウトされたんですか」

椎名「コンテストに出たり。機材とかがもらえるから、喜び勇んで友達のバンドで出たりして」

ノブ「参加賞みたいなのでなんか貰える?」

椎名「貰ったりしてたんだと思う。そんなに自分が欲しいものじゃなかったから、メンバーが使ってたりしましたけど。(スカウトされたのは)そういう時だったと思います」

ノブ「普通に東京で飲んだりしてますか?」

椎名「してますよ」

松本「だれと?」

椎名「古市(憲寿)くんとか、西加奈子さんとか、MIKIKO先生とか」

ノブ「MIKIKO先生は振付師の?」

椎名「そうそう」

ノブ「あー!全然(ワシらと)違う!」

大悟「センスだらけだ」

松本「そうか、なかなか我々とは交わらないか」

・(2018年) 椎名林檎・MIKIKO・西加奈子、旅番組初挑戦 W杯に沸くロシアへ

会ってみたい人は誰? の話

松本「会いたい人とかいないですか?」

椎名「…羽生善治さんとか」

ノブ「あー!将棋のね」

椎名「あるいは…」

松本「あるいは…!?」

ノブ「『あるいは』(笑)」

椎名「吉井(理人)監督とか」

ノブ「ロッテの?」

椎名「顔で言ってるだけ」

松本「戦略家というか…」

ノブ「違う違う、いま面食いて。顔が好きなだけって」

椎名「みんな『いい』って言いますよ」

松本「羽生さん…??」

ノブ「羽生さんと吉井さんが同じ?」

椎名「あれ、現実をご存知なさすぎると思います。アラフォー女性の2トップだと思ってます」

松本「えー!?」

椎名「おかしいおかしい」

松本「どうなってるの(笑)」

ノブ「俺、ゲスト椎名林檎さんって聞いて、もっと深い話すると思ってた(笑)あそこの歌はこうとか、あの表現はこういう意味をやってるんですとか、今の若い子たちはちょっとこうで、とか思ってたら…これ(爪楊枝)が胸に乗ってた!」

松本「ははは!!」

椎名「それはもう、まさかでしたよね。ありがたいですよね。こんな伝説的な」

ノブ「お時間が来ましたので」

大悟「たしかにもっと歌詞がとかね」

椎名「時間来てから言わなくても(笑)」

松本「時間なしでね、もっとクリエイター的な話をね」

椎名「言い慣れてない感じ(笑)クリエイター」

大悟「自分をクリエイターと言いたくない人ですから」

ノブ「それを『まつもtoなかい』でちょっと、お願いします」

椎名「あ…!」

松本「僕はもっと宇多田ヒカルとのマッチングが見たいですけどね」

ノブ「あー!仲良いですか?」

椎名「そうですね…」

ノブ「仲良いんだ!え、そういう話もっと聞きたかったぁー!!」

松本「遅ぉー!!」

ノブ「宇多田さんとの話聞きたかった!」

松本「遅かったなぁ聞くのが。まじかよー」

椎名「ありがとうございます…もう」

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