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長岡亮介(浮雲)使用エフェクター
2006年から現在まで、長岡亮介が使用してきたエフェクターを網羅的に紹介しています。『ギター・マガジン』などのコメントも抜粋し、ペダル選びの参考になる情報を掲載しています。
使用しているギターやアンプについては以下記事にまとめています。合わせてご覧ください。
・長岡亮介(浮雲)の使用機材まとめ | ギター・アンプ・エフェクターを徹底解説
長岡亮介(浮雲)『ギター・マガジン』掲載号まとめ
機材についてより深堀りしたいという方は、ぜひ『ギター・マガジン』のアーカイブもチェックしてみてください。以下の記事に、これまで長岡亮介(浮雲)が掲載された号をまとめています。
本稿とあわせて参照することで、より立体的に彼のサウンドの変遷を理解できるはず。機材のスペック詳細や撮り下ろし写真を確認したい方は確実にチェックすることをオススメします。
東京事変での使用エフェクター
2005年:『大人』&DOMESTIC! Virgin LINE

| 製品名 | 種類 |
|---|---|
| Roger Mayer Voodoo-1 | ディストーション |
| BOSS TR-2 | トレモロ |
| BOSS DD-5 | ディレイ |
| BOSS TU-2 | チューナー |
| CryBaby GCB-95 | ワウペダル |
その後も長期間にわたり高い使用頻度を誇るのが、「Roger Mayer Voodoo-1」と「BOSS DD-5」の2台。過剰なエフェクトは避けつつも、歪みとディレイの組み合わせは、数々の楽曲を彩るうえで欠かせない要素となっています。
『大人』期の使用機材については、以下の記事にて深堀りしています。当時のサウンドの秘密や足元の詳細情報を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
2007年:『娯楽』

「ランプ」のようなグシャっとした歪みはRAT
じゃないかな。つないだのはボスの歪みとVOODOO-1と、クライベイビーのワウ、ディレイとグヤトーンのトレモロ
くらい。改めて聴くとワウはたくさん使いすぎましたね。自分でもそこはやり過ぎたかなと思ってるんですけど(笑)
2010年:『スポーツ』&ウルトラC

| 製品名 | 種類 |
|---|---|
| HAYASHI CRAFT Trickgain | ディストーション |
| FULL DRIVE2 (03年whiteモデル) | オーバードライブ |
| Ibanez TS-9 (mod) | オーバードライブ |
| DC-DRIVE-2 | ディストーション |
| Providence SDT-1 | ディストーション |
| BigMuffπ | ファズ |
| BOSS DD-5 | ディレイ |
| Electro Harmonix Holy grail | リヴァーブ |
| MXR PHASE-90 | フェイザー |
| BOSS TR-2 | トレモロ |
| CryBaby BG95 | ワウペダル |
| BOSS TU-2 | チューナー |
| Looper and switcher | スイッチャー |
| MLS-2 | スイッチャー |
| PEDAL POWER2 | パワーサプライ |
| BOSS FS-5U | フットスイッチ |
東京事変のツアー『ウルトラC』におけるペダル群。アルバム自体が「ロック」をテーマに掲げており、音楽性の幅が大きく広がった時期です。歪み系ペダルが増加し、多様なサウンドを追求していた様子が窺えます。中でも、伝説的ブルース・ギタリストであるバディ・ガイのトレードマークのドット模様をあしらったワウペダル「CryBaby BG-95」は、東京事変の解散まで長く愛用されました。
—『スポーツ』のレコーディングについて
自分でかけたのって、歪み以外だと本当ワウとフェイザーとディレイくらい。でもエフェクター慣れしていない人間なので、大袈裟に音が変わるようなものなら想像がつくんですけど、歪みの世界観みたいなのが難しくて。踏んだ瞬間に曲の雰囲気が変わるでしょ。”ゴンッ!”っていうのか”シャー”ってなるのか。それがパッとイメージできないから”これかな? これかな?”っていろいろ試してました。そこに足を突っ込んでしまったらおもしろいとは思うんですけどね。
2011年:『大発見』&Discovery

| 製品名 | 種類 |
|---|---|
| Hizumi station | ディストーション |
| Fender Fuzz-wah pedal | ファズワウペダル |
| JAM PEDALS | 詳細不明 |
| Strymon blueSky | リヴァーブ |
| Crybaby BG95 | ワウペダル |
| BOSS TU-2 | チューナー |
| Looper and switcher | スイッチャー |
| PEDAL POWER2 | パワーサプライ |
| BUF-211 | ABボックス |
事変ツアー『Discovery』での足元。ウルトラCに比べて歪みペダルを大幅に削減しています。
緑色の「Hizumi station」は、Art SchoolやRopesのギタリストであり、Phantom fx代表の戸高賢史さんが特別に制作したオリジナルペダル。このペダルは、ローゲインオーバードライブ、オーバードライブ、ファズの3つの回路で構成されており、多彩な歪み表現が可能。特にローゲインオーバードライブ部分は、有名な「BELLS」というペダルの基盤をベースに設計されているとのことです。
また、この時期から使い始めた「Strymon blueSky」は、幻想的な残響音を響かせる個性的なペダルです。ペトロールズのライブやレコーディングでも多用されており、彼のサウンドを決定づける重要なアイテムとなっています。
—『大発見』のレコーディングについて
この曲(天国へようこそ)は、イナたいアームが必要だったんで、モズライトとZ-vexのファズ・ファクトリーを使いました。あれはそれまでの世界観を破壊する感じで。何かわからないけどああいう歪にしちゃって。
エフェクターは使い分けていて、「絶対値対相対値」と「電気のない都市」ではエーストーンのFM-2とFM-3というモデルを使いました。「風に肖っていけ」はフェンダー製のダイヤルが3つくらい付いているファズワウヴォリュームペダルってやつです。間奏部分で”ガオガオ”言っているのがそれです。
2012年:BonVoyage


| 製品名 | 種類 |
|---|---|
| CryBaby BG95 | ワウペダル |
| Hizumi station | ディストーション |
| Z-vex FuzzFactory | ファズ |
| Strymon blueSky | リヴァーブ |
| BOSS TU-2 | チューナー |
| BUF-211 | ABボックス |
| Xotic ROBOTALK RI | エンベローブフィルター |
| JAM PEDALS | 詳細不明 |
東京事変の解散ライブ『Bon Voyage』でのエフェクトボードは、以前に比べてだいぶシンプルな構成に戻っていました。必要最小限のエフェクターで楽曲ごとの色合いを巧みに表現しています。
中でも印象的なのは「Z.Vex Fuzz Factory」を『天国へようこそ』で使用していた点。過激なノイズから繊細な倍音まで幅広く対応するこのペダルで、楽曲の浮遊感や緊張感を演出。また、「Xotic Robotalk」は『今夜はから騒ぎ』などで使用され、オートワウのような独特のうねりが楽曲にアクセントを加えました。
PETROLZでの使用エフェクター
2009年

ペトロールズの初期ライブでは、長岡亮介はワウペダルの定番であるDunlop GCB-95、オーバードライブとしてBOSS OD-3、さらにTrickGainなどを使用していました。シンプルながらも表現力のあるペダルセレクトで、当時のバンドサウンドを形作っていたことがうかがえます。ディレイのタイムはフットスイッチでリアルタイムにコントロールするなど、演奏中の表現力も重視。
2011年

この頃にはIbanez TS-8(改造されたモディファイ品)を使用していたことが確認されています。ペダル類はすべて電池駆動で使用しており、電源の質にこだわるアナログ志向が感じられます。バッファや電源ノイズを極力排除し、ナチュラルなトーンを追求していたようです。
2014年

2014年のライブでは、ペダルボードの構成がほぼ完成形に。多くの現場で同じセッティングが使われるようになりました。ペダルの電源もパワーサプライからの供給に切り替わり、安定性と実用性が増しています。
最近は、以前使用していた2WAHの代わりに、水玉模様が特徴的なDunlop BG-95(Buddy Guy Signature Wah)をよく使用しているようです。独特のトーンキャラクターが、楽曲ごとのニュアンス作りに一役買っているのかもしれません。
| 製品名 | 種類 |
|---|---|
| Hizumi station | ディストーション |
| TC Electronic Polytune | チューナー |
| Strymon blueSky | リヴァーブ |
| BOSS DD-5 | ディレイ |
| Carl Martin 2WAH | ワウペダル |
| Providence PV-9 | パワーサプライ |
| BOSS FS-5U | フットスイッチ |
僕はワウペダルと歪みとディレイがあれば済むんですけど。この前のライヴではカール・マーティンのDCドライバーというのと、クライ・ベイビー、トリック・ゲインというエフェクター、その後にディレイっていう感じでした。あんまり繋ぎたくないんですけどね、歌に集中できなくなっちゃうから。
2024年
ペトロールズの全国ツアー「detour」での使用機材はコチラの記事にまとめています。
椎名林檎サポート時の使用エフェクター
2014年:NHK SONGS
椎名林檎がアルバム『日出処』のリリースに先駆けて出演したNHK「SONGS」では、サポートギタリストとして参加した長岡亮介の足元にも注目しました。このテレビパフォーマンスに向けた、彼の繊細かつ緻密な音作りを支えるエフェクトボードが確認できます。
テレビ出演時ということもあり、コンパクトで整理されたセッティングが採用されていたようです。映像を通しても、エフェクターを駆使した音色のニュアンスがしっかり伝わる内容となっています。
2015年:椎名林檎と彼奴らがゆく百鬼夜行
コチラの記事をご覧ください。
illionサポート時のエフェクター

| 製品名 | 種類 |
|---|---|
| Hizumi station | ディストーション |
| Roger Mayer Voodoo-1 | ディストーション |
| Carl Martin 2WAH | ワウペダル |
| BOSS PS-3 | ピッチシフター |
| Providence PV-9 | パワーサプライ |
RADWIMPSのヴォーカル・野田洋次郎によるソロ・プロジェクト「illion」のロンドン公演に参加した際、長岡亮介のエフェクターボードにも注目が集まりました。このライブでは、久々にVoodoo-1(オーバードライブ/ディストーション)を使用しているのが確認されています。さらに、ピッチシフター系のエフェクトも組み込まれており、独特のサウンドスケープを演出していました。
当時の模様はYouTubeにライブ映像がアップされており、彼のプレイスタイルや音作りを視覚的にも楽しむことができます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
「Vital Things」での使用エフェクター

2014年に全国の眼鏡店を巡って開催された長岡亮介のソロライブ「Vital Things」に足を運んだ際に撮影した一枚。このときの足元は、チューナー、ディレイ、リヴァーブのみという、驚くほどシンプルなセッティングでした。派手なエフェクトに頼らず、ギター本来の響きとタッチのニュアンスで勝負する姿勢が表れており、ミニマルな構成ながらもその音色は十分に豊かで印象的でした。
亀田誠治使用エフェクター
参考までに、東京事変のベーシストである亀田誠治師匠のエフェクターについては、別途詳しくまとめた記事があります。ベースサウンドの秘密や使用機材に興味がある方は、ぜひそちらもチェックしてみてください。ギターとはまた違った視点でのエフェクト選びやセッティングが参考になるはずです。
おわりに
彼のサウンドを目指すなら、まずはBOSSのデジタルディレイ、Strymon BlueSky(リバーブ)、ワウペダル、そしてオーバードライブペダルあたりを揃えるのがおすすめです。これらを基本に、自分の好みや演奏スタイルに合わせてカスタマイズしていくと良いでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事は随時更新していきますので、ぜひ定期的にチェックして最新情報をキャッチしてくださいね。









