長岡亮介やSOILメンバーを輩出したバンド「pLAYA」の音源を聴いてみた

長岡亮介やSOILメンバーを輩出したバンド「pLAYA」の音源を聴いてみた
 

以前、長岡亮介が表紙を務めた『ギターマガジン 2015年9月号』の中で興味深い部分を発見しました。
交流のあるミュージシャンからのメッセージコーナーにて、椎名林檎の実兄、椎名純平氏より。

初めて出会ったのは彼がまだ大学生の時で。当時、よく対バンをしていたpLAYAというバンド…厳密にいえばその前身のバンドでギターを弾いていたんですね。そのバンドはジャズ・ファンクな、今時のR&Bのような音楽をやっていたんだけど、その中で彼は全然”らしくない”ギターを弾いていて。

SOIL&”PIMP”SESSIONSのタブゾンビより。

今から17年位前僕と長岡くんはpLAYAっていうバンドと椎名純平さんのEVIL VABRATIONSというバンドに在籍していて、そこで出会いました。長岡くんはその時まだ大学生でした。うわぁーっ、東京ってすげーやついるんだなーっていうのが初めて合った時の印象でした。

東京事変以前より交流のある2人ですが、どうやらpLAYAというジャズ・ファンクバンドがきっかけで出会ったようです。

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pLAYAのWikipediaページにも、デビュー時のメンバーとしてしっかり記されています。

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椎名純平をはじめとする5名のヴォーカリストに、DJ、そして長岡亮介のギターに、現SOIL&”PIMP”SESSIONSのメンバーたち…。
当時はDJの打ち込みと生演奏バンドのテクニックの融合が面白がられ、クラブ・ミュージック界隈ではそこそこ有名だったみたいですね。
残念ながらライブ映像等は残っていないようですが、2003年に発売された『ODORAMA DREAMS』というアルバムに当時の音源が残っています。

というわけで…

さっそく、Amazonマーケットプレイスで入手してみました。

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歌詞カードを見たところ、しっかりR.Nagaokaの文字が記されています。

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N.Midorikawaは、SOILのみどりん。『椎名林檎 (生)林檎博’14 -年女の逆襲-』で共演した2人ですが、すでに10年以上前に同じバンドに在籍していたんですね…。

長岡亮介参加曲

長岡亮介が参加している楽曲は、以下の5曲。

アルバムは発売されたのは2003年ですが、各音源の録音日はデビュー前の99年〜とバラつきがあるようで、詳細までは掴めていません。

『A Little Everyday』

ボサノバ風の楽曲。アコースティックギターとエレキギターを重ね録りしており、独特の空間を醸し出しています。

『真実』

バックコーラスも担当。アコースティックギターによる鋭いリフと、エレキギターによる効果音のようなサウンドで楽曲をリードしています。

『Still』

シンプルなミディアム・バラード。ヴォーカル’mie’の歌声と、長岡亮介のアコースティックギターが奏でる美しい楽曲です。

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『Be Yours』

裏打ちのカッティングで、アルバムタイトル通り、おもわず踊りたくなるような楽曲。

『Tell Me What Will I Do』

アルバムの最後に収録されている楽曲。DJのスクラッチに、ブラス隊の演奏、そして長岡亮介の渋いギターソロ。これぞpLAYAの真髄に迫ることできるの楽曲でしょう。

おわりに

現在でも第一線で活躍しているミュージシャンたちを排出したバンド”pLAYA”。若かりし日の才気溢れる彼達の音を聴くことができる、大変貴重なアルバムです。

ちなみに、以前紹介した『nbsa+×÷〜自然発火〜』というアルバムですが、当ブログでの紹介後にAmazonマーケットプレイスをはじめとする中古市場より売り切れる自体が発生してしまいました。

今回も同様の現象が想定されますので…。その場合はご了承くださいませ。

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