【ギターマガジン】付録CDを超えた仕上がり!長岡亮介と竹内朋康のセッション音源が最高すぎる

【ギターマガジン】付録CDを超えた仕上がり!長岡亮介と竹内朋康のセッション音源が最高すぎる
 

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今月13日に発売されました『ギター・マガジン 2015年 4月号
』。

ブラックミュージック特集と題された本号の付録CDには、長岡亮介(浮雲)と竹内朋康のセッションによる『Tune Up Yourself』と『事件は現場で』の2曲が収録されています。

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両曲とも本号のテーマに乗っ取り、ブラックなグルーヴを感じる仕上がり。椎名林檎の全国ツアーでサポートギタリストを務め親睦を深めた両者によるセッションは必聴。

Tune Up Yourself

Truck.1に収録されている『Tune Up Yourself』は、竹内作。打ち込みのリズムに、両者のギター・歌・ラップが絡み合うナンバー。

この曲では、長岡氏がペトロールズの『エイシア』を思わせるワウプレイを披露。フロントPUの温かいサウンドで色気を醸し出しています。

普段は荒々しいプレイを得意とする竹内氏も、タメを効かせたクリーンサウンドで曲を支えます。

竹内:「Tune Up Yourself」のサビで聴ける長岡くんのギターの持って行き方とかすげーいいよね。シャレオツで。ラップの歌詞を書きにスタジオを離れて、戻ってきたらすげーカッコいいギターが鳴っててむちゃくちゃビックリしたもん!

事件は現場で

Truck.2に収録されている『事件は現場で』は、長岡作。

ドラムに岡野”Tiger”諭(マウンテン・モカ・キリマンジャロ)を迎えてのセッションで、前曲とは対照的にアドリブ感溢れるプレイや、スタジオの声など人間味溢れる音源が収録されています。

この曲では竹内氏がワウプレイを披露。曲前半はファンキーなリズムセッションですが、中盤以降はジミヘンばりの荒々しいプレイも。「Tune Up Yoreself」同様”タメ”の効いたプレイでブラックなグルーヴを全面的に押し出します。

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長岡氏はクリーンな色気のあるサウンドでカッティング。本来の持ち味であるリアPUの硬いトーンによるプレイも収録されています。

長岡:とにかくね…“始まっちゃった”的なセッションにしたかった。そういうのを収めたかったんです。そういう時が、音楽をやってて、ギターを弾いていて一番うれしいじゃないですか。

今は歌とかさ、全部あとでキレイにしちゃうじゃん。そんなのどうでもいいんですよ。音がはずれていたって、ノイズになっていたって、素敵で良かったんならOKなんだから。

おわりに

ちなみにTruck.3〜12は、名越由紀夫によるZ.VEXエフェクターの試奏音源。ファズファクトリーをはじめ、個性的で荒々しいサウンドがたっぷり収録。

椎名林檎界隈のギタリストの音源がたっぷり詰まったこの付録CD、完全に付録の域を超えています…。

長岡×竹内は、音源だけでなく誌面でも12ぺージに及ぶ大特集。スタジオの写真や機材についてのレビュー、2曲のスコアなども掲載されているので必見です。

ギター・マガジン2015年4月号、是非お手元に。

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