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関ジャムで椎名林檎の名盤が…!「アルバムで聴いてほしいJ-POPの名盤」特集

関ジャムで椎名林檎の名盤が…!「アルバムで聴いてほしいJ-POPの名盤」特集

10月11日(日)に放送されたテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」にて「アルバムで聴いてほしいJ-POPの名盤」特集が放送されました。

ゲストには、水野良樹(いきものがかり)、KanSano(音楽プロデューサー)、津野米咲(赤い公園)らが出演し、「アルバムで聴いてほしい名盤」をそれぞれ推薦しました。

椎名林檎の「アルバムで聴いて欲しい名盤」は?

度々番組で椎名林檎の楽曲をピックアップしてくれる水野良樹による推薦アルバムは、椎名林檎が99年にリリースしロングヒットとなった1stアルバム『無罪モラトリアム』でした。

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番組トーク

古田「アルバムってさ、捨て曲があるから良いみたいなところもあるじゃない?これないんだよな。」

水野「ないですね。林檎さんって、今当たり前に認められているじゃないですか。でもこのアルバムを出した瞬間は、この人どういう人なんだろうって世間に思われていたと思うんですよ。世の中に認められるか認められないかっていう抵抗の風を受けながら作っているのが良いと思うんですよ。」

水野「2枚目の『勝訴ストリップ』になると、すでに認められているのでやりたいことをやっている感じなんですけど、この頃はまだやりたいことを全部やっているわけではないと思うんですよ。」

村上「少し探ってるみたいな」

水野「ポップスに寄ってるというか、それが逆に聴く方からすると凄く聴きやすかったり。だけど、林檎さんの才能がここに現れていないかというと全くそんなことはなくて、ふんだんに現れているんですけど。世の中とアーティストのぶつかり合いがここに凝縮されているようなアルバムだなというふうに。」

村上「ポイントなんですけど水野さん、こういうふうにまとめられております」

椎名林檎はもちろんレコーディングメンバーも伝説化していく出世作

水野「亀田誠治さんだったり、ギターの西川進さんだったり、ドラムのカースケさんだったり。僕らの世代にとってはスーパースタープレイヤーがこのアルバムに参加していて。このときにすでに第一線で活躍されていたんだとは思うんですけど、この無罪モラトリアムで出世作というか…スターの位置を確立したみたいなアルバムで。林檎さんのように名前を冠している方だけでなく、演奏者もそこで存在を発揮していくみたいな」

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『丸の内サディスティック』のイントロについて

冒頭のカウントは亀田さんが言っている。初めて亀田さんと打ち合わせした時に「あの声だ!」と思って嬉しかったのを覚えている。また、演奏は実は3ピースくらいで音数がめちゃくちゃ少ないが、オケがリッチに聴こえるのがスゴい。

─『幸福論-悦楽編-』について─

不協和音というか音が歪んでいてヒリヒリする感じが、なんか分からないけどカッコいい。今振り返ると、計算されてギリギリの緊張感の中でやっていたからこそだと思う。

(カースケさんによる『正しい街』のイントロドラム、『茜さす 帰路照らせど…』のアウトロドラムソロもピックアップ)

村上「カースケさんのドラムソロ入っているのは、このときから事変みたいなテイストあったんやと思って。スーパープレイ集めて、そこで絶対負けない林檎さんがいるっていうのが、1stアルバムから…」

水野「ほんとね、凄いですよね。オールスター集めて、皆さん個性溢れるスーパープレイヤーなのに、林檎さんの曲でいくと林檎さんの世界観になるんですよね。だからある種、女王様っていうか、全部吸い取っちゃうっていうか。そこが椎名林檎さんというアーテイストの凄みというか、恐ろしさですね。」

津野「私、『正しい街』を1stの1曲目に持ってきたのが凄いなと思っていて。林檎さんの曲は取りたいように取れるというか、例えば美しいメロディが好きな人にはそういうふうに聴けるし、歪ませたサウンドが好きな人にはそういうふうに聴けるし。入場門として広いっていうか…いろいろな世界へ連れていきます、ようこそっていうのが『正しい街』で。曲順が違ったらまた違ったアルバムになっていたと思います。」

古田「『歌舞伎町(の女王)』からいってたらまた全然違うアルバムにね。」

水野「安易にいっちゃいそうですよね、キャッチーなほうに。僕すごいいくんで…。」

おわりに

番組で解説があったとおり、無罪モラトリアムの演奏家たちが高く評価されたのはもちろん、その後の椎名林檎の活動に関わった演奏家やクリエイターたちが軒並み出世しているところを見るに、一種の登竜門と表現しても良いかもしれません。

一切の妥協を許さずに、楽曲制作・演奏・録音を行って制作されてきた名盤たち。是非この機会に、今一度“アルバムを通して”振り返ってみてはいかがでしょう。

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