長岡亮介「劇場版 スパイの妻」映画音楽制作に関する話まとめ

長岡亮介「劇場版 スパイの妻」映画音楽制作に関する話まとめ
 

劇場版 スパイの妻」の上映開始から数日経ちましたが、皆さんご覧になられたでしょうか?ヴェネツィア国際映画祭「銀獅子賞」受賞という快挙を達成したこともあり、ネットやワイドショーでも頻繁に話題を目にしているかと思います。

各種メディアで長岡亮介の映画音楽に関する話題が出てきましたので、ここで振り返っておきましょう。映画「スパイの妻」をさらに楽しめること間違いなしの内容です。

上映されている劇場は限られていますが、是非皆さん最寄りの映画館情報をチェックして、足を運んでみてください。

黒沢清監督からのコメント

YouTubeに公開されている黒沢清監督からのコメント。長岡亮介の楽曲に「100%満足」との嬉しい評価。是非今後の作品でも起用して頂きたいですね。

ラジオでハマ・オカモトとトーク

10月に放送された、ハマ・オカモトがパーソナリティを務めるTokyofm「THE TRAD」に長岡亮介がゲスト出演しました。
長岡亮介 Tokyofm「THE TRAD」で映画音楽制作について語る

番組内ではさまざまな話題が繰り広げられましたが、映画音楽についての部分のみ抜粋して文字起こし▼

ハマ「最初にお話が来たのって亮介さん、いつくらいだったんですか?」

長岡「これはですね、去年の…夏とかじゃないですか?それくらいだったんじゃないですかね。うん。」

ハマ「初めてですよね、映画音楽は。」

長岡「もちろんです。」

ハマ「どうですか、その…すぐ承諾なのか、初めてのことなのでってことで悩まれたりとかされました?」

長岡「映像に音を付けるってことはやったことがあって、それはそんなにシーンに合わせてとかじゃなかったんですね、ひとつの大きなイメージを提示するみたいな。だから…興味はありましたよね。映像に音を付けるっていうのは。」

ハマ「じゃあ、やってみようかな、という感じで始まって。」

長岡「うん、そうですそうです。」

ハマ「最初にやっぱり、映像なり台本なり見るわけじゃないですか。どうですか印象っていうのは。これに付けるってことじゃないですか。」

長岡「ね。あのーあれですね、あらすじのような本を読ませていただいてのことなので。めちゃめちゃ明るいとか、そういう物語じゃないから、自分には合ってるかなと。僕も暗いんで…なんか(笑)」

ハマ「いま(BGMで)流れてるのもまさしくそうなんですか?」

長岡「これね、ほんと考えたんですよ。」

ハマ「そうですよね、だから今日お呼びしてるんですよ亮介さん!ハハハ(笑)」

長岡「意外って思われるだろうなって。」

ハマ「それこそやっぱりギタリストですけど、今作ギター弾いてないそうですね。」

長岡「そうなんですよ。」

ハマ「これが直結するかっていうとね、先程おっしゃったように…あれこれもやってんだ?ってなるかもしれないですね。基本オーケストレーションというか。」

長岡「そうですね、大きなものではないですけど、ちょっとこう…キュッとした、シンプルな感じのオーケストラ的なもの。」

ハマ「どういうふうに組み立てていくんですか、やっぱりバンドとは全然違うわけじゃないですか。」

長岡「でもその…まぁ自分が聴いてきたもののイメージ。細い糸のようなイメージを…こうゆうのやってないからね、いつも。でもやり始めるとイメージ湧いてきて、わりとスッと曲作りはできた。」

ハマ「へー。でも、残るメロディだなと思いました。もちろん映画を邪魔してはいないんですけど。ちゃんとメロディがあるなと思って。僕、映画の音楽をやるって、現場でお話は聞いてたじゃないですか。実は。初めて先に映画を見させて頂いたんですけど、ほんとこれ亮介さんがやってんだ…って思いましたもん。凄い!と思って。」

長岡「そうなんですよ、凄いっていうか、意外だなって思うでしょ。」

ハマ「意外意外。達成感ありますか、やっぱり」

長岡「うん、あるある。」

ハマ「全然違うものでしょうからね、バンドで作り上げていくものと」

長岡「本当に僕やったんだよ、皆さん。」

ハマ「これ本当に長岡亮介さんがやっています、皆さん。誰も疑ってはないですけどね。」

長岡「大丈夫かな…逆に嘘っぽくなるね(笑)」

ハマ「こんなに言うとね(笑)公開11月16日ですから。みなさん是非、見に行ってください劇場に。亮介さんからも是非一言。」

長岡「きっと、このところあまりないような作品だと思うので。いまの時代とリンクするような部分もあると思うので、是非足を運んで見ていただきたいなと思いますね。」

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曽我部恵一氏と対談

長岡亮介と同じく、ギタリスト出身でありながら映画音楽を多数手がけてきた曽我部恵一氏との対談がフイナムに掲載されています。

雑誌『BRUTUS』にインタビュー掲載

現在発売中のカルチャー雑誌『BRUTUS 2020年11月1日号』(P93)に、長岡亮介のインタビューが掲載されています。

黒沢清監督からの依頼を受けたときのエピソードや、ギターを封印して映画音楽に挑んだ秘話など、必見の内容。撮り下ろし写真も掲載。

トークイベント

11月2日には、黒沢清監督とのトークイベントが開催されました。SNSには本人からのメッセージや、ナタリーによるイベントレポートも公開されていますので、お見逃しなく。

Youtubeでトークイベントの模様が公開!

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