『長く短い祭/神様、仏様』発売10周年――夏に聴きたい椎名林檎の名作をいまこそ振り返る

椎名林檎
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『長く短い祭/神様、仏様』発売10周年

2015年8月5日にリリースされた椎名林檎の両A面シングル『長く短い祭/神様、仏様』。

このシングルの発売から、今年でちょうど10年を迎えました。
強烈な暑さが続くこの季節、あの夏の記憶とともに、改めてこの名盤を味わってみませんか。

椎名林檎と浮雲『長く短い祭』が刻んだ新たな夏の定番

『長く短い祭』は、浮雲(長岡亮介)をヴォーカルに迎えたコカ・コーラのCMタイアップ曲として話題を呼びました。手練れの演奏家たちによる生楽器のグルーヴと、ボコーダーによる“ケロケロボイス”が絶妙に溶け合ったサウンドは、椎名林檎の新たな夏の定番曲として定着しました。

この楽曲には、「丸の内サディスティック」や「能動的三分間」でも用いられた、いわゆる“丸サ進行”が取り入れられており、林檎作品の中でも特に完成度の高いポップナンバーと評されています。

  • 2024年12月にはストリーミング再生数が1億回を突破
  • 日本レコード協会より「プラチナ認定」を取得

音楽配信サービスでは『丸の内サディスティック』に次ぐ人気曲として記録されており、時代を超えて聴き継がれるその“キキメ”の長さを物語っています。

椎名林檎と向井秀徳――異色のコラボが生んだ『神様、仏様』

一方の『神様、仏様』では、椎名林檎が福岡時代から敬愛する向井秀徳を迎えたことでも注目を集めました。妖怪をテーマにした“十八番”の世界観で展開された「百鬼夜行」ツアーに先駆けて発表されたこの楽曲は、椎名林檎と向井秀徳それぞれの強烈な個性がぶつかり合う異色のコラボレーションとなっています。

  • フジロックフェスティバルでは向井秀徳が椎名林檎のステージにサプライズ登場
  • NHK紅白歌合戦でも向井秀徳がサプライズ出演し、大きな反響を呼びました

演者達による迫真の演奏と踊りも魅力的で、近年の椎名林檎の実演においては欠かせないナンバーとなっています。

各種メディアでの印象的なパフォーマンス

数々のメディア出演でも、印象的なステージが披露されてきました。

Mステ出演時には、ヒイズミマサユ機、浮雲による唯一無二の構成

紅白歌合戦では、向井秀徳のサプライズ登場が話題に

2019年FNS歌謡祭では「長く短い祭」をサプライズ披露

EIGHT-JAMでは、鳥越啓介による「神様、仏様」のベース演奏が注目を集めました

ねぶた祭りをモチーフにしたアートワーク

ジャケットに描かれたのは、青森のねぶた祭りをモチーフにした幻想的なビジュアル。熱気と静寂、古典と現代が交差するアートワークもまた、椎名林檎の世界観を象徴する要素のひとつです。

『三毒史』のオープニングを飾る『鶏と蛇と豚』のMVにも、ねぶたをモチーフとしたアートワークが継承されています。

おわりに

『長く短い祭/神様、仏様』は、東京事変解散後の椎名林檎がソロアーティストとして新たなサウンドを切り拓くうえで、重要な礎となった作品です。

この夏、発売から10年という節目を迎える今こそ、改めてこの名作に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。きっと、これまでとは違う発見があるはずです。

 
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