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秋の警固神社で実現した奇跡の夜
秋の心地よい夜風が吹き抜ける神聖なロケーション、福岡天神の中心地に構える警固神社で初の野外開催となったYOKABAN(よか晩)。
本イベントの概要はこちらの記事でご紹介していますが、今回は終演を迎えた現地の模様をお届けします。お酒と音楽がゆるやかに溶け合う、最高な夜の様子を振り返ってみましょう。
故郷への愛とユーモアで幕を開けたタブゾンビのステージ
イベントの発起人であるタブゾンビ。9月の中洲JAZZでのSOIL&”PIMP”SESSIONSでの熱演に続き、今回も福岡の夜空へ盛大な音色を奏でました。故郷である鹿児島から取り寄せた焼酎をステージに敷き詰め、地元を全力でアピールする姿が印象的です。
トランペットの伸びやかなパフォーマンスで天神・警固神社の夜を彩りつつ、コミカルなトークで後につづく伊澤一葉や長岡亮介への期待感を心地よく煽ります。芳醇なお酒の香りと共に会場全体を温かな空気に包み込むユーモア溢れるステージングで、すっかり最高のイベントの空気が作り上げられました。
・スピンオフ企画:YOKABAN “TOKUBAN” in 下北沢
シンセとピアノを自在に操る伊澤一葉の世界観
続いて登場したのは伊澤一葉。シンセサイザーによるインスト曲に加え、ソロ・ピアノでの「落日」でファンを深く魅了します。
さらに「化粧直し」の弾き語りも披露し、会場はうっとりとしたムードに。シンセサイザーとグランドピアノを巧みに切り替えながら、唯一無二の世界観を構築していました。
ステージではマスカット焼酎のトニック割を愛飲。すっかりご機嫌な様子で、終演後のサイン会や自身の新作グッズ(トレカ)の宣伝もしっかりこなすあたりも微笑ましいポイント。
福岡にまつわるエピソードも飛び出した長岡亮介のステージ
長岡亮介のステージでは、ソロパフォーマンスの定番曲である「Yukon」「湖畔」「LoungeLover」、そしてカバー曲「Miss the Mississippi and You」をしなやかに披露し、ラストには「Profile」。
芋焼酎(IMOROCK)のソーダ割りを片手に、すっかり出来上がった状態で顔も体も赤らめながらも、ギターの腕前は相変わらずの一流ぶり。
父が八女出身で後年久留米に引っ越したことや、福岡三越で父から財布を買ってもらった思い出、新天町商店街で蕎麦を食べたエピソード、大橋に住む叔父のことなど、福岡に深く根ざしたローカルトークに会場のファンも大喜びでした。
お酒と笑いに包まれた3人による予測不能のセッション
ステージ後半には3人が揃い、10月7日に48歳を迎えた長岡亮介のサプライズケーキが登場。「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」の祝福に包まれました。
観客から投げかけられた「お茶」「神様」「誕生日」「俺達はまだ始まってすらない」といったテーマを元に、即興セッションを展開。ゆるく和やかなトークから一転、演奏が始まると一気に空気が引き締まり、そのギャップに心奪われます。
お酒が入っているせいか中々セッションが始まらず、ギターを持たない、ピアノの座席に座らないと、どこかグダグダ感を漂わせつつも、最高に温かく楽しい時間が流れていきました。
警固神社と今後への期待が高まる特別なロケーション
昨年の長崎公演に訪れていた、警固神社の関係者様からのお声がけによって実現した今回のステージ。プロアーティストを招いたイベントは神社として初開催とのこと。
「今後もぜひ続けていきたい」「警固神社を埋め尽くしたい」という熱い想いも語られ、今後の展開にも期待が膨らみます。秋の夜風を感じながら、神聖な境内でお酒と音楽に浸る。そんな贅沢な体験ができる、一夜限りのよか晩となりました。
おわりに
タブゾンビ、伊澤一葉、長岡亮介の3人が織りなした、笑顔と音楽に満ちた特別な夜。神社という特別な場所で、リラックスした雰囲気の中繰り広げられたステージは、訪れたファンの心に深く刻まれたことでしょう。また、素敵な「よか晩」に出会えることを楽しみにしたいですね。


